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学校の教員から民間企業へ転職した私

前職教員から民間企業に転向した気づきを日々投稿しております。

私が教員を辞めた理由②

副題:学校の先生、世間の評価は容量悪い割に態度が横柄という印象です。

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残念です…

こんにちはこんばんは。元教員です。だいぶ日が開いてしまいましたが、前回の投稿に引続き、今回も、私が学校を辞めようと決断した理由をお伝えします。

前回内容はこちらです。

sensei2ndcareer.hatenablog.com

 先に言うと、私の投稿の中では・・・

教員が「忙しいから辞めた」

教員が「ブラックだから辞めた」

という主旨はございません。

その手の内容に共感したい方は、どうぞ、普通の教員の愚痴ブログを読んでください。

 

また、今回は少し違った角度で「日常的にある、教員の民間(外)の方々への接し方」という切り口でまとめてみました。

 

私は、人として普通の感覚を失いたくなかったことも教員を辞めた理由の一つと言っても相違ないです。

 

理由②を事例から紹介してまいります。

 

当時自分が若手教員なりに抱えていた違和感と今現在に繋がる確信の両方が混在しておりますが、気になるところだけ抽出していただければ幸いです。

思い当たる点がある現職の先生方は、どうか、あなたのキャリアと未来の学校のためにも最後まで読まれることを推奨します。

あと、最近教員になられた新卒の方々にも特別コンテンツを最後に書きました。

 

理由② - 1:能力が低い割に外部の方々に対して失礼

事例から学ぶ

例えばこのような場面。思い当たる節が度々ございます。

見た目で判断してはいけないと子どもには教えているんですけどね。次。

 

書くのもどうかなと思いますが、自己責任なのでOKでしょう。

 

いずれにしても、どうしても伝えたかったんでしょうね。

 

関係者から学ぶ

こういう記載をすると…

 

「そんなの一部の世間知らずの教員(職員)だけだ!撤回しろ!針小棒大だ!」

「あんたが見てきたのはごく一部の学校だ!他は違う!」

 

などと批判が殺到しそうですが、学校に出入りされる方々に「正直(ぶっちゃけ!)どう思ってます?」と聞くと、大半の方が、

ここだけの話、正直ほんとはイライラしてもう行きたくないですww

と返答されます。

悲しいですね。現役教員の皆様が日頃お力を頂いているはずの企業様、関係者様からの正直な声です。ひょっとすると、あなたの学校の生徒を通わせているお家の方かもしれないのに。

ではどんな方々がそういった感情を抱いているのか。具体的には…

 

・サブコン(設備工事関連会社:電工、空気調和、衛生設備、消防設備など)

・旅行会社

・出版社

・教育サービス関連会社

・医療関係者や病院(カウンセラー等のメンタルクリニックを含む)

・システム関係者(SIer・SE)

・PTA(学校が思う以上に「先生たち厄介だな」と思ってる方は多いです)

先生方がこれまで関わりを持たれた、ほぼ全ての業種・関係者です。言葉は厳しいですが、彼ら彼女らは以下の理由で先生方を変わった生き物として認識しています。

 

具体例から学ぶ

どんなところに先生方の態度の違和感を感じるのでしょうか。

以下これまでリサーチ、または目撃してきた事例です。

①挨拶しない

 

「こんにちは!」と元気よく職員室に来られる方々をよく目にするかと思います。

先生方、ちゃんといらっしゃった方々に対して人として最低限度の挨拶返していますか?

 

 

PCやプリントに注視しながら、おざなりになっていませんか?

子どもの応対中であっても、可能な状況であれば挨拶は最低限返すべきですよ。

そういうあなたの一挙動を子どもはちゃんと見ているんですから。

上記に引用されていますが、どうかすると平気で先方の挨拶をシカトする先生方もいます。ほんと不思議です。なぜ、よりにもよって教員になったのでしょう。正直、一刻も早く子どもの前から姿を消してほしいと思います。

 

挨拶に来られる方に「ぶっちゃけ」を伺うと、総じて職員室の先生方からは「どうせ営業に来たんだろ」や「なんだよ、今忙しいんだよ」という態度・空気が露骨に感じられるそうですよ。空気はその組織の印象ですから、とにかく学校のイメージダウンにほかなりません。

(いやいや、実際はおたくの修学旅行打ち合わせで来た者なんだけれど…みたいな)

 

②偏見甚だしい

 

平等や公正・公平を謳う教員が、かなりの割合で偏見を持っています。先のTweetにもあるように、職業観に対する根拠のない憶測を振り回す人が多いとのこと。

仕方ないです。これまで学歴でしか、それもその学歴という記載された文字としての価値以外に直面したことのない人達です。私もそうでした。たくさんの方に気づかせていただいて、チャンスを頂けてよかったです。

 

そういえば、全国的にやっと問題になりました、地毛でも髪の毛黒く染めなさい問題もそうですね。そんなのも一部の話!という人に限って、やはり視野が狭い。

www.huffingtonpost.jp

 

ただ、優秀な学校には優秀な先生が集まるので、そういったところはリベラルな風土・文化が割と保たれています。

偏見の塊人間に、子どもの進路指導をしてほしくないと思っています。挨拶もしない、やはりこれも人として最低です。まあ、これも私の偏見ですが笑

 

③元気がない

 

先生方の顔や目が死んでる、と関係者からたびたび聞きます。

ある方は「こっちまで元気なくなる。学校の先生との話は憂鬱」と話しています。

 

「今の教員はとにかく多忙で、みんなホントに死にそうなの知らないの!?」

 

だとしても、業者の知ったことではありません。なぜかと言うと、総じて教職員全体の仕事の能率が民間に比べ恐ろしく低いのも知っているからです。大体、あなたの都合で世界は回っていません。

 

先生方がこれまでに見たことないだけで、外にはもっと過酷でシビアなお仕事がたくさんあります。知らず知らず、先生方もその恩恵を享受している、そんなことがこの世に五万(巨万)とあります。

その背後では昼夜を問わず、結果を出すために、そして信念と誇りをもって駆け回っている人たちがいます。何倍もハードにお勤めしている彼ら彼女らの方が往々にして元気です。だって、バイタリティのない人のところにチャンスなんて来ないことを知っているから。それが分からないから、転職しても長続きしなんだろうと思っています。

 

④名前を覚えない

 

「生徒や保護者ではないから、まあ、いいか」という当事者意識の無さが垣間見られる時もあるようです。

業者の方々と打ち合わせをして、終わった後にメール一本送っていますか?あるいは、受け取ったメールを即日返していますか?

そんなことは教員の業務範疇にないとお考えですか。それとも、覚えてもらえないような相手が悪いとお考えですか?優先すべきは子どもだけですか?

(名前を覚えてもらえない担当者の皆さんは、「いや、私が悪いんです!もっと頑張ります!」と話されています。健気で、謙虚で、低姿勢で、ほんと見習いたいです。

 

私の認識では、先生方は「他人に興味がある存在」だと考えています。ご縁を大切にできない先生から、入学式や卒業式で子どもを前に「この奇跡のような出会いに感謝しています!!」なんて威勢の良いこと言われても、正直浅いか嘘くさいです。それ響くの、そのときに感極まっている人だけです。大人は騙されません。下手すると子どもにも通用しません。だって、その生徒は先生がシカトした会社に勤めるのかもしれないんですよ。

 

私のTwitterアカウントで転職の相談が稀にあります。ですが、相談される方は学校に来られる方(業者等)と腹を割って話せる関係性を構築できているのか甚だ疑問です。

 

実は、そういった方が、リファラル採用を含め、ご縁を持っている場合もあります。

あなたの興味関心と熱意次第で他人は行動してくれます。大切なのは、常にGive and Giveのオ・モ・テ・ナ・シの精神です。先生方は子どもたちにそういった姿勢や誠意を間接的に伝える存在ではないのですか?

 

⑤時間を守らない(or アポを把握してない)

 

「いやいや〜!忙しくて!」と担当の教員に言われ、「はあ〜?って思う!」という声もあります。業者から営業に来る場合は別として、呼んどいて時間守らないってなんじゃ!という声が結構あります。

 

「生徒指導が入ったからしょうがない!緊急事態なの!緊急事態!」

 

こちらでもTweetしましたが、大人になると、市民国民のほとんどが時間割で活動していません。日々イレギュラーの連続で、その中で皆結果を模索して、奔走しています。

相手の時間を奪ったのであれば、それを組織として最優先にするのが当然です。

私だったら、そんな学校に子どもを通わせたくないですし、ましてや協力したいと思いません。割と普通のことだと思うのですが。

 

⑥メールや資料を見ない

はい。

G suite入れれば良いだけの話なんですけどね。 

 

また、仕事ができる先生は総じて、未経験の業務であっても過去の資料に必ず丁寧に目を通されています。

(外の方々からすると「はい?当たり前じゃない?」と思われることですが、実際過去の資料に目を通さない教員は結構多いです。その割には同じような資料、紙を無駄に印刷するので、もう腹立ちます…その紙全部が学費!税金!と叫びたいです)

 

そして、学校の先生、人の話を最後まで聞きません。質問するタイミングや内容もズレている方が多いです。その程度で新学習指導要領の「論理◯◯」とか、子どもにどうやって教えるのかも疑問です。プログラミングや英語依然の話です。

 

酷い場合は打ち合わせに事前送付した資料を忘れた、失くした、見ないでも会話に参加しようとする方もいます。子どもにはプリント失くすなよ!とか言うんですが、プリントの管理もできない先生多いです。

 

ある方は前回4人の打ち合わせ、今回追加資料のある打ち合わせに、計8人分の資料を用意されていました。

理由は聞かずもがな。

全員忘れても大丈夫な状態のために、だそうで(笑)

 

ちなみに、訪問された民間の方々は先生方の机の汚さにドン引きしてます。

私も現役当時、隣の教員の机からチャタテムシが出現したときは、もう…笑いました。

 

⑦分かった・知ってるフリをする

 

教員の皆さんに対しセミナー等を開催される方も割とおっしゃいます。先生方は知らないものを知らないと言えない人が多い印象だそうです。今頃ソクラテスさんがあの世で嘆いてます。

 

自分の知識をひけらかしたいのか、生産性のない茶々を入れる方も多いと言われています(特に40後半から50代初の男性教諭に多し)

 

一つ念頭においていただきたいのが、先生方それぞれ個人が、半ば趣味のレベルで学習するよりも企業のこれまでの経験値、調査結果、その質の方がはるかに専門的であることが多いです。

とりわけ、今は餅は餅屋でもなく、どこの誰がスペシャルな能力を持っているのか分からない時代です。セミナーに参加した以上はフェアな気持ちで参加しましょう。

 

私が現役のとき、校内外に限らず教員セミナーに参加して思ったのが、その場で調べない方が非常に多い。この時代でその場で調べない人の神経が理解できません。みなさん、教員の皆さんは一度聞いた話はなんでも頭に入る、さぞ優秀な方々しかいないのかな、と思いました。

(たとえそれが教育関係でも!俺の方が凄いとかいうアピールは要りません!)

 

分からないことは分からないと、知らないことは知らないと声に出しましょう。成長し続けるには「へー!!そうだったんですか!?」という驚きが一番効果的です。何も知らないで悟るのはもう止めましょう。

 

⑧無駄話が長い

 

相手の時間を無駄に拘束するという点で、失礼以上に、大変迷惑です。お尻の時間、タスクやタイムマネジメントの意識のない先生にありがちです。

先生方は日頃から、たとえどんな伝え方でも、自分が話せば誰かが必ず耳を傾けくれる環境下にいるため、話が冗長になる傾向があります。

勘弁してください。先生方はそれでダラダラ仕事しても関係ないかもしれませんが、学校来訪者はその後にまた膨大なタスクが待っています。良い関係性を築きたいのであれば、スマートに打ち合わせ等々は終わらせてください。

 

私は、日を決めてご飯やお酒の席にお誘いしていました。もっと詳しい助言や説明をいただきたいんです、という形で。そういう信用関係でも上手く仕事は回るものと認識していました。なるべくその日のために、上辺の仕事を早めに切り上げて、本音をお互いもっと言えるように。今もこれが、大切なことだと思っています。そこで得た情報は現場に還元できるものも多いです。

 

「はい?忙しくてそんなことできないんですけど!」

 

できます。

相手は多忙極まりない方でした。

私も月平均160時間はざらでした。最高値は198時間です。

でかい口を叩くからには、結果を出したかったですし、知見は何でも欲しかったです。

要は関係ありません。目的をどこに置くかです。

今はもっとハードな空間ですが、皆生き生き、コツコツ、でも猛スピードで仕事してますよ。

 

⑨タメ口

「初回の打ち合わせでいきなりタメ口使われて、なに…うわって思った」というご意見も頂いております。 

どういう訳か、学校と取引のある企業の社員さんにタメ口使う方いますよね。なんなのでしょうか。そこでマウントを取ろうとして、何か良いことあるのでしょうか。

それを周りも見てて、誰も指摘しないから、凄いな!と思いました。新卒のときから。

また、もう教員の方々とは、極力ご飯もお酒の席も一緒になりたくないです。上にもあるように、無茶な注文、失礼な口の利き方、飲食店の人間というだけで小馬鹿にする態度、この人たちといるだけでせっかくの食材が台無しと思うほどです。一緒にされたくありません。

(そうでない方もいらっしゃいますが、比率は少ないように思えます)

 

⑩ミスを認めない(部下)

 

振り返ってみても、本当に学校の教員はとにかく謝らないです。謝り慣れていない、というと語弊になりますが、誠実に対応しなければ、結果的にそれが巡り巡ってとんでもない事態を招くという危機感そのものが欠如しているように感じます。

学校の仕事(案件)に関るが、最も頭に来る点がここにあるようです。それだけならまだ良いか。担当も若いし…しょうがない、なんて思ったら・・・

 

⑪ミスを認めない(上司)

 

どうかすると教科(学年)主任や管理職までも何も言わないことも多いです。私も遠くから眺めながら「えー。。。」と思う場面を多々見てきました。逆ギレも。

上司が部下以上に、監督不行き届きで謝罪するなんて場面は、きっと先生方にとってはドラマの世界かもしれません。みなさんは良い上司に恵まれていると良いですね。

そういうところを外側から見る方々は、「ああ、個人以上に組織としてレベルが低いんだな」と思われるようです。変わったのは親御さんの質だけではないと、私は思っています。

 

⑫期日を守らない

 

最後はなんでもいいから、これだけはなんとかしてほしい!とおっしゃる方が多いです。

「進捗状況を確認しても確認しても反応ないし、どうかすると逃げるんだよねー」

先生、あなたが遅れるだけでとんでもないことが裏で起きています。

せめて、飛行機の出発時間に遅れたらマズイ!くらいの感覚でいましょう。

この世の信用尺度はスピード以外何ものでもないのです。

 

まとめ② - 1

どんな業者だって、関わっている以上は子どものために最大限できることがしたい!と情熱を持っていらっしゃる方がほとんどです。何か、先生方はその本質を見失っているように思えます。若い先生方が事務や用務の方に対して横柄な態度を取るケースもそうです。子どもを支えているのはお前だけだと思うな!!と言いたいですね。

このままここにいると普通の社会人としての感覚が鈍る、そう思い、転職しました。

 

 

 

理由② - 2:若手(当時の同期)も口ばっかり

最近有り難いことに徐々にフォローしてくださる方々が増え、こちらもフォローを返すのですが、新任・新卒の先生方(あくまでTwitter上)に対し思うことがあるので書きます。

 ほんとこれだと思います。どれだけ情報難民だったんだよ…と言いたい。

 

口ばかり。文句ばかり。

別に部活動問題の話をしている訳ではありません。

なんだかぬるいなという印象ばかりです。まあ、Twitterなんてそんなものですが。

 

声高に提唱する現場の課題

教員の労働問題を僕らの声で、手で変えよう?

もっと子どもたちが輝ける機会を提供しよう?

残念ながら、99%の教員を、私は信用できなかったです。

だって、皆さん結局口ばっかり、文句ばっかりなんですもの。

 

職員・従業員に対して厳しいことが言いにくい世の中になりました。

(→実はこれも幻想です。結果出してるところは、まあ、やっぱエグいです)

そういった庇護があるからでしょうか。教員の担い手不足のこの世の中で、教員でいる自分にバリューがある。そう思っていたりしませんか?

 

断言しますが、そこにいるだけの人は何のバリュー(価値)も与えません。

また、前提として、その仕事や組織自体を好きなれない、「愛する」ことのできない人間に改革など不可能です。

 

同調主義は思考停止

最後まで読んでくれた若手(教員歴1〜2年)の方々には申し訳ないですが、あなた方は上記の項目を読まれて何を思われたのでしょう。

 

・あー!分かる分かる!

・そうそう!それが言いたかった私の職場の問題!

・ほら!学校はこんだけブラックなんだよ!

 

いや、もう、生徒か!というレベルです。同調だけしてどうするのよ!という話です。

 

上記の項目12個上げましたが、みなさんには何個当てはまりましたか。

ではそのうち、今日から始める具体的な改善策を、一体いくつ考えましたか。 

それは自分に課すものですか。同僚にも提案するものですか。

生徒に伝えますか。保護者に伝えますか。

 

まさか⑦の項目を読んで、何も手を動かしてない訳ではないですよね?

参照 ↓ ※私はまこなり社長さんではありません。

www.youtube.com

 

 悪魔の代弁者(Devil’s advocate)になれるのか

結局は、「何も実行しない」は考えていないことと同じなんです。10人いて10人が同じことしか言わないのでは価値を生み出せていないことと同じなのです。

 

なんだか最近、教員の勤務の実態とか、教員の転職関係のブログ流行ってますね。どうなんでしょ。あ、転職関係だとこちらは私好きですよ。取り急ぎ、紹介だけ。

 

元教員ブロガーの紹介


はじ@元体育教師の挑戦!!ブログ書いてます。

nikeniki.com

→こちらは教員の転職という現実が想像以上にショック大きめです(笑)

 あと、なんだか正直です(笑)職務経歴書公開する教員は普通いません笑

 オススメ記事

【教員からの転職】教員の職務経歴書はこれくらいしかない(前編) | hajilog

【教員からの転職】教員の職務経歴書はこれくらいしかない(後編) | hajilog

 

さとる@教師からの転職

tenshoku-teacher.com

 →こちらは優しい感じ!私が丁寧に教えてあげますよ、という柔らかい感じ

 教員の退職や転職に関るコンテンツが網羅されています!デザインも可愛いです!

オススメ記事

教員やめたい…中学校教師だった僕が31歳で辞めた理由|転職ホームルーム

教師を経験して得られる5つの強み!転職も怖くない|転職ホームルーム

 

で、この両者の2つのコンテンツに比べて、この前教員になられた皆様は一体何のバリューを発揮できているんでしょう?

 

目の前のことに集中できない人間に教育を語る資格があるのか

そのへんで!まだ若いんだから!表現の自由ですから!愚痴ぐらい許してあげて!という諸先輩の声が聞こえてきそうですが、現役教員でコンテンツに魅力、それ以上に覚悟を感じないブロガー教員、そんなのがもし自分の子どもの担任だったら絶対に許せないですね。教員という生き方舐めてんのか!と言いたい。

 

何が若手教員ブロガーだと思っています。それで書いてるコンテンツが「学校=ブラック企業だ!!」って、なんなんでしょうね。ほんとにブラックのところはそんな余裕ないわ。それよりもスマホ布団ベットから離して、早く寝て、元気な顔で子どもに会いなさいな。

 

あなたが今一番目の前にしなければならないのは、子どもたちと、同じ職場にいる仲間ではないんですか?あなたが寄り道するせいで、現場の同僚に大変な負担がのしかかるんですよ。家庭を持たれている方であれば、あなたの甘えのせいで自分の子どもの成長過程が見られなくなるんですよ。つぎの、求職候補者が上がれないんですよ。

自分のやりたいことだけやりたいなら、圧倒的な自分の価値を出して、そういう仕事を見つけるべきなんです。厳しいですが、これがどこでも起きている現実なんです。

 

当時の私は愚痴吐くためだけにTwitterを使う余裕も必要もなければ、アフィリエイトなんて余裕も必要もなかったです。

 

ふつーの教員と同じようなコンテンツ書いてて良いんですかね?本数書くだけが目的の教員愚痴ブログ書いてて良いんですかね?それでこれから月何十円という小銭が入って、今現在教員として心が豊かになれるんですかね?あなたが今一番熱心に見なければならないのはスマホPCの画面でなく、子供の成長の姿ではないんですか?職場環境を具体的に刷新することではないんですか?普通に教員としての使命を全うしてくれって思う…そんなにキツイこと言ってますかね?

 

懸命に目の前のことと向き合ってきた人でないと、その人の言葉は刺さらないんです。経験の年数ではなく、浅い人が多いなという印象です。もっと勉強しましょうよ。教員なんですから。流行りに乗せられ本質を見失うようでは、まだまだです。

 

なぜここまで言うのか

と言いつつも、私は教員を志して夢が叶ったみなさんを尊敬していますし、一度は自分も同じ道に進んだので愛着があります。

 

だから、目の前のことをやるだけやりましょうよ。 

もうできない?

いいえ、まだまだできます。

 

VUCAのこの時代で民間転向を考えている教員の方は尚更です。そのまま何の価値も今の所属組織に残せないでいると、市場で完全に居場所を失いますよ。

「なぜ教員になったんです?」と聞かれ、なんて答えるんですか?

 

 

辞めたいなら辞めていい

 向いてないと思うのであれば、教員をやめても良いと私は思います。それはあなたと生徒、双方のためです。抜けた職員の分の補充が大変?関係ありません。そうさせてしまった行政、法人、組織全体の問題です。

正直、子どもの前にいて楽しくないと思った時点で続けられる仕事ではありません。現に、私のところに相談する方は皆さん正直です。転職にはリミットもあります。何度も言いますが、あなたと、学校の都合で世界は回っていないのです。

 

まとめ② - 2

なんだか優しいように見えて、どこか言うべきことを言わない文化があるこの教育・学校文化が、私は嫌いです。

言うことを言って、議論して、共感し、行動を起こせる人を見つけたいです。 お友達になるのであれば、行動が伴う方とお友達になりたい、そう願う元教員です。